2022年12月6日火曜日

ドローンの操縦者登録方法(DIPS2.0)

無事にドローンの機体登録(過去記事へ)は完了したでしょうか?
続いて、ドローン情報基盤システム(DIPS/Drone Information Platform System)(以降DIPSと表記)に操縦者情報を登録していきます。

どうやらこのDIPS2.0、以前のDIPSに登録していた操縦者情報を引き継いでいないようなので、旧DIPSに登録していた方も再度登録が必要なようです。

ここでは、操縦者登録の方法を説明していきます。

今回は【PCにて、民間資格(1級)有資格、国家資格なし】の操縦者として登録していきます。
事前準備として民間資格のライセンスカード等の写真を用意しておきます。
※随時リニューアルが行われているサイトのため、内容が異なる場合があります(2022.12月5日時点)

①まずは、DIPSへログインしてください。

②飛行許可・承認申請から操縦者情報の登録・変更を選択


③操縦者情報一覧に何も表示されていなければ、新規作成を選択(ここで言う『技能証明』とはいわゆる国家資格を指します)
 今回は民間資格の有資格なので、技能証明なしに該当
 私は現状では国家資格必須のレベル4飛行を考えていないため、急いで国家資格取得とは考えていません。

④-1.操縦者の氏名、住所を入力

④-2.HP掲載団体技能認証情報(民間資格)を入力、技能認証証明書のアップロード
発行団体、講習団体のコードはDIPS内のリンクから調べられますが、色々な情報が載っているページなので、はっきり言って見つけにくいです。
直通のリンクをこちらに貼っておきます。
(PDFファイルへのリンクなので、ファイルが更新された場合リンク切れになる可能性が高いです。)

そして、何よりも、情報入力をした後の【登録】ボタンの押し忘れに注意してください。ここの押し忘れで、私はハマってしまいました。

④-3.操縦者の基準の適合性について回答

それぞれの基準は下記の通りです。
1.10時間以上の飛行経歴を有していますか?
→無人航空機の種類(飛行機、回転翼航空機、滑空機、飛行船のいずれか)別に、10時間以上の飛行経歴を有すること。
2.安全に飛行するために必要な知識を有していますか?
→・飛行ルール(飛行の禁止空域、飛行の方法)
 ・気象に関する知識
 ・無人航空機の安全機能(フェールセーフ機能等)
 ・取扱説明書に記載された日常点検項目
 ・自動操縦システムを装備している場合には、当該システムの構造及び取扱説明書に記載された日常点検項目
 ・無人航空機を飛行させる際の安全を確保するために必要な体制
 ・飛行形態に応じた追加基準
3. 安全に飛行するために必要な一般技量を有していますか?
→飛行前に次に掲げる確認が行えること。
 ・周囲の安全確認(第三者の立入の有無、風速・風向等の気象等)
 ・燃料又はバッテリーの残量確認
 ・通信系統及び推進系統の作動確認
4. 安全に遠隔操作するために必要な一般技量を有していますか?
→GPS等の機能を利用せず、安定した離陸及び着陸ができること。GPS等の機能を利用せず、安定した飛行ができること。
 ・上昇
 ・一定位置、高度を維持したホバリング(回転翼機)
 ・前後移動
 ・水平方向の飛行(左右移動又は左右旋回)
 ・下降
5. 安全に自動操縦するために必要な一般技量を有していますか?
→自動操縦システムにおいて、適切に飛行経路を設定できること。飛行中に不具合が発生した際に、無人航空機を安全に着陸させられるよう、適切に操作介入ができること。

④-4.これまでの飛行実績について入力
私はこれまで夜間飛行をする必要がなかったので、実績もなく、夜間飛行の時間は0時間で実績を報告しました。包括申請の際には、操縦者代替安全対策の入力を求められます。

とはいえ、包括申請の期間1年間の間では飛ばす可能性があるので、包括申請の際に訓練を行ってから飛ばす旨で代替的安全対策を登録しました。

④-1〜④-4の入力が終わると、操縦者情報一覧に今回入力した操縦者が登録されます。
民間資格の有資格者の場合は
技能認証に◯が入っているかしっかりと確認してください!入力したはずなのに入っていない場合は、「④-2の登録ボタン押し忘れ」の可能性が高いので、再度登録をし直してみてください。
※おそらく国家資格を取得すると、技能証明書番号のところにも何かしら番号が入るのだと思います。

以上、DIPS2.0への操縦者登録方法でした。

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